講義の目的・ねらい(講義概要) | カウンセリングが他者への理解や共感を深めるプロセスである以上、自分とは異なる他者の文化(=価値観、信条、生育歴、環境、ライフスタイルなど)をいかに理解し、尊重するのかという問題は、全てのカウンセラーにとって重要な課題といえるだろう。本演習では、文化の違いがどのようにカウンセリングのプロセスや結果、さらにカウンセラーのものの見方に影響を与えているのか、クライアントの問題がいかに社会的背景や文化の影響を受けているのか、といった課題について検討していく
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講義内容・演習方法(講義企画) | @人間の文化的多様性を心理・社会的側面から検討する、Aカウンセラー自身の持つ文化的バイアスに気づく、B文化の異なるクライアントとのカウンセリングをどのように行うのかを学ぶ、という3点を本演習の主要な授業目標とし、文献講読、体験的なワークや事例検討などを基に学んでいく。
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評価方法・評価基準 | 文献講読のためのレジュメの内容、授業中のディスカッションやワークへの参加度、レポート、などから総合的に評価する。
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履修の条件(受講上の注意) | 初回の授業は、授業全体の予定を説明するオリエンテーションを含むので必ず出席すること。
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教科書 | 授業中に指定する。
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参考文献 | 授業中に紹介する。
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特記事項(その他) |
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